神功皇后Project

■ パート3 プロジェクトの構成と基本方針

 墨江町囃子連では、この「神功皇后プロジェクト」について、いくつかの部門を設け、それぞれに分業体制をもって取り組んでいく方法を採りました。すなわち、「お囃子」「舞」「面・鬘」「衣装」「記録」の各部門の設置です。それぞれの部門が緻密に連携しながら、プロジェクト全体を推進していくことにしたのです。また、これらの制作部門とは別に、囃子連の主任と会計を中心にした「予算を考えるセクション」も設定しました。

 さらに喜ばしいことに、地元のテレビ局である「多摩ケーブルネットワーク(TCN)」が、年間を通して神功皇后プロジェクトの取材をしてくださることになり、その内容は、お祭り当日のライブ番組内、及び、後日の特別番組枠の中などで放送されることになりました。

 さて、神功皇后プロジェクトでは、面や衣装・小物などの製作については、「神功皇后の山車人形にできる限り忠実に準じたものを作っていく」ということを基本方針として考えていました。ただし、明治初期に作られたこの山車人形は、現在では決して同じものは作れないだろうといわれ、青梅市より文化財の指定を受けているほどの作品です。

 人形について詳しい町内の方々のご協力を得て、八月のある暑い日に開かれた「山車人形の研究会」でも、お顔や衣装などの各部には、百年以上も前に作られたものであるがゆえにかなり痛んでいる箇所も多く見受けられましたが、その素材はすべて超一級品であったことが判明します。仮に同じレベルのものを作ろうとしたら、どれほどの予算が必要になるかわかりません。囃子連としては、限りある予算の中でできる限りのことをしてみようという方向を定めていったのでした。

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